日本共産党東京都議会議員 大島よしえウェブサイト

活動報告

【15.10.27】都教育委員会が江北高校など4校の夜間定時制廃止を検討   都議会報告

夜間定時制高校に光をあて拡充を

 都教育委員会は、今年度策定予定の都立高校「改革」の新たな実施計画に、夜間定時制高校のうち、小山台、雪谷、江北、立川の四校の廃止を盛り込むとして、保護者や同窓会などに説明し、関係者からは驚きと怒りの声が上がっています。

 かつて百校以上あった都立夜間定時制高校は、生徒や保護者、都民の反対を押し切って次々に廃止され、現在39校まで減っています。

 2004年に、国連の子どもの権利委員会は、東京都の夜間定時制高校閉鎖問題について懸念を表明し、都に再検討を働きかけるよう日本政府に求めました。

 夜間定時制には、勤労青少年を初め、経済的困難などの事情を抱えた生徒、いじめや不登校経験者、日本語の苦手な外国籍の生徒、発達障害の生徒、社会人や高齢者など、さまざまな生徒が通っています。

二次募集を含め、夜間定時制の希望者は少なくない

都教委は、夜間定時制廃止のかわりにチャレンジスクールと昼夜間定時制の定員をふやすとしていますが、チャレンジスクールや昼夜間定時制は学級のない単位制高校です。

 これに対して、夜間定時制には学級があり、担任や級友との温かい人間関係があり、夜間中学からの重要な進学先にもなっています。夜間定時制のこれ以上の廃止は絶対に認められません。教育長は、「夜間定時制高校に
在籍する勤労青少年は減少の一途をたどっており、夜間定時制高校の役割は大きく変化している」という認識を示しました。

 しかし、二次募集を含め、定時制の希望者は決して少なくありません。二次募集では、立川高校などは、応募が募集を超え、不合格者が生まれているのです。
 多様な人たちの学びたいという願いを受け止めている夜間定時制高校に光をあてて、拡充することを強く要望しました。

今後のスケジュール

●2015年10月以降
「新たな実施計画(案)」を公表(予定)
(パブリック・コメントを実施)

●2015年度中
都立高校改革推進計画を一部改定、「新たな実施計画」を策定(予定)