活動報告
【10.06.20】都合の悪いデータは墨塗りで隠す 都議会報告
豊洲新市場予定地の「適用実験」
日本共産党都議団は、土壌汚染対策「適用実験」について、新たに開示請求を行いましたが開示された文書はすべてのデータが「墨塗り」(写真)という異常なものでした。
この内容を6月7日に記者会見で明らかにするとともに、6月8日の代表質問でも取り上げました。
都は、豊洲の新市場の土地購入費1260億円が盛り込まれた予算審議の前日に、土壌汚染対策の「中間報告」で実験前の初期値を公表せずに、「無害化できることが実証された」と宣言しました。初期値は「ホームページに出す」と答えましたが、いまだに公表していません。
日本共産党都議団が5月11日に入手した新たな開示文書によれば、「中間報告」を出す前に、五回、二十三時間に及び専門家と相談していた内容も全面墨塗りでした。
さらに、日本共産党都議団が入手した「中間報告その2」は、初期値のみならず、すべてのデータを墨塗りにした異常なものです。いったい実験をやったか、やらなかったかさえ、隠しているのです。実験の対象物質も、仕様書では七種類(ベンゼン・シアン・ヒ素・鉛・六価クロム・カドミウム・水銀)ですが、実際には三種類(ベンゼン・シアン・ヒ素)にしぼっていました。
都はその理由として、ヒ素が環境基準以下になれば他の四物質も基準以下になるからだと説明していますが、その論拠だとした文献は、いずれも科学的根拠を示すものではありませんでした。
対象物質を七種類から三種類にしぼったことが、いかに間違っていたかは明白です。
このような「欠陥実験」は中止し、全ての情報を公開すべきです。


